湯島聖堂訪問〜世界最大の孔子銅像とロケ地見学
心が廃れているとき、落ち着かない時、孔子の『論語』を読みます。
生きていくうえで大事な基本的なことが書かれているので、原点に戻れます。
そのきっかけになったのが、20代後半に中国上海のとある日系企業で働いていた時。仕事中ふと、同じ部署の中国人の先輩が(以下、”先”)
先:「○○さん、何歳だっけ?」
私:「28歳」
先:「アラサーだね! ”三十而立” ていう言葉知ってる?」
中国人と会話する中で四字熟語が沢山出てくるので、それだと思っていたのですが、”三十而立”(さんじゅうじりつ) とは孔子の言葉で
三十歳のこと。学識や道徳観も確立して、世に立つ自信も得る年齢であるということ
という意味です。
学識も道徳観も確立していませんでしたが、当時この言葉を教えてもらい感銘を受け、論語を読み始めるきっかけとなりました。
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子供向けの易しい言葉で書かれており、大人には易しすぎますが、孔子の教えとは何かを理解できます。
前置きが長くなりましたが、そんな論語好きの私が訪れた「湯島聖堂」。
▼楷樹
孔子のお墓がある曲阜から種子を持ち帰り、植えられた楷樹。枝や葉が整然としているので、書道でいう楷書の語源ともなったといわれています。
※史跡湯島聖堂|公益財団法人斯文会より抜粋
▼この場所で撮影されました
一部の場所で紫陽花が咲いています。
大階段脇の紫陽花はまだ咲き初めだったので、今週末が見頃だと思います。
梅雨ですが紫陽花を見に雨の中の湯島聖堂も素敵です。
入場料無料なので、近くにお立ち寄りの方はふらっと見学してみてはいかがでしょうか♪