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本気で英語を話せるようになりたい人へ〜フィリピン留学のススメ

30代に向けての目標である ”海外就職” のため、28歳の時に勤めていた会社を退職しフィリピンへ2ヶ月ほど英語短期留学に行きました。

実際に行ってみた感想は、、、、

短期で英語を習得するのにめちゃくちゃ良かった!!! です。

コロナ渦で海外旅行も行けない今、ましてや留学なんて。。という状況ですが、いつか終息した日にすぐスタートが切れるように、今は長い準備期間だと思って沢山情報収集をしながら気楽に前向きに過ごすしかありません。。

未だ終わりの見えないコロナで留学や旅行のスタイルが多少変わってしまうかもしれませんが、少しでも参考になればと、フィリピン英語留学のメリットと気をつけたい点を含め、実際に行ってみた感想を書き記します。

なぜフィリピンか

英語留学先にフィリピンを選んだ理由は、とにかく安いからです!

私がお世話になった首都マニラの語学学校は、
1日のマンツーマン授業6時間+生活費(住居、食事、洗濯、光熱費、インターネット等諸々)全て込みで、1ヶ月10万円前後です。※ドミトリー部屋か1〜2人部屋か、部屋タイプによって価格が異なります。

学生時代語学系の学部に通っていたので、半年から1年ぐらい英語圏に留学に行く人が周りに沢山いました。英語圏の中でも費用が安めのオーストラリアやカナダに行く人が多かったですが、半年でも100万円以上の留学費用がかかります。なのに授業は午前中だけとか。。

英語圏留学への憧れはあったのですが、費用が高すぎる、今後の就職のためにも遊学ではなく本気で英語習得が必要だったため、英語圏へワーホリでもなくフィリピンで英語を学ぶことにしました。

 

フィリピン留学のメリット

1. 費用の安さ

フィリピン留学の最大のメリットは先ほど述べたとおり、費用の安さです。授業料と生活費が全て含まれたプランを提示する学校が多く、最低限の生活は保証してくれます。あとはお小遣いを少々持っておけば十分です。また、フィリピンは物価が安いので、たまに外で食べたり飲んだりしても安く抑えられます。

 

2. マンツーマン授業で苦手を克服できる

カナダやオーストラリアなどの英語圏に留学するとおそらくグループレッスンが主流だと思います。(マンツーマン授業をお願いすると更に膨大な費用がかかってしまいそうですね。。)グループレッスンだと遠慮してしまう人もいると思いますが、マンツーマンは周りを気にせず先生を独り占めできます。自分のここを直してほしい!こういう力をつけたい!という細かなリクエストもお願いできます。
私の場合、日常会話程度のリスニング力はある程度ついていたので、スピーキング力をつけたい旨を入学時にお願いしました。舌の使い方や発音もしっかり直してもらい、テキストのテーマに沿った内容をひたすら先生と討論しました。テキストの内容も興味深いものばかりで面白かったです。私は人前で話すことが苦手なので、授業中遠慮なくスピーキングできたのは一番良かったです。あと、単語のボキャブラリーが乏しかったので、テキストに沿って単語の勉強も頑張りました。

 

3. 幅広い年齢層の生徒と切磋琢磨できる

語学学校には、大学生や20代を中心に一番若い子は高校生から還暦を過ぎた方まで熱心に英語を勉強されていました。仕事上英語力が必要、職場でTOEICの高得点を求められている、なんとなく英語を勉強したい、これから世界一周旅行に出るために最低限の英語力を身につける、など留学理由は様々です。一軒家の語学学校兼宿泊施設だったのでひとつ屋根の下合宿所のような環境のもと、英語を使った仕事をしたい、海外で働きたいという同じ目標を持った人に出会えたことによって、モチベーションを保つことができてよかったです。

 

気をつけたい点

デメリットとまでは言えませんが、フィリピン留学において気をつけたい点をまとめます。

 

1. 治安

2ヶ月の滞在中、私は危ない目に遭ったことはありませんでしたが、スリや拳銃強盗、殺人の話はよく耳にしました。知らない道を歩いてるとこの辺りは危険だなと感じる場所もあるので、夜は絶対一人で歩かないよう気をつけました。

 

2. 先生の質

フィリピンではアメリカ英語を話します。発音がきれいで教え方が上手な先生もいればそうでない先生もいます。教え方が上手い先生は生徒から人気で、先生の争奪戦になります。入学したタイミングにもよるので先生を選ぶことは難しく、私は人気のない先生や新人の先生ばかり当たりましたが、どの先生もすごく真面目で一生懸命に教えてくださいました。

 

3. 授業以外の過ごし方

私が通っていた学校の生徒は全員日本人だったので、授業以外は必然的に日本語を話す環境でした。そんな中で英語力が伸びるのか、最初は不安でしたが、授業中はマンツーマン英語漬け、それ以外の時間は自主学習をし、生徒たちと日本語で息抜きをする、という風にメリハリをつけ割り切ることにしました。
フィリピン人の先生は全員女性でしたが皆人懐っこく、担任でない先生もよく話しかけてくれます。授業終わりに一緒に飲みに行ったり、休みの日は旅行に行ったり、そんなフレンドリーな先生がいてくれたおかげで休日も充実して楽しむことができました。

 

語学学校の選び方

フィリピン英語留学の学校を探すと、日本人経営と韓国人経営の語学学校がいくつかあります。私がお世話になった学校は日本人経営の学校です。生徒の中には、元々別の語学学校に通っていたけどあまり良くなくて途中で学校を変えてここに来た、という人が何人かいらっしゃいました。韓国系の学校は毎食キムチが出てくるとか。笑 学校によって良し悪しがあるので、評判や口コミを見てしっかり学校選びをした方が良いと思います。

 

フィリピン留学後

英語留学を終えたあと、旅先でスラスラと英語が口から出てきて、”あれ、こんなに喋れるんだ、自分” と思うほど、恐れず自信を持って英語を話せるようになっていました。その後、海外企業のweb面接を受けてみましたが、相手方からは人が一切出てこずインタビュー録画のように時間制限がある中機械的に進んでいき、内容も難しく思うように話せず。。(仮に日本語面接であっても難しかった。笑)そこまでの英語力はついておらず撃沈しましたが、その後ご縁あって海外で就職することができました。英語圏外の国でしたが社内の共通語は英語で、言葉の面では難なく過ごすことができました◎

英語圏でその国の文化に触れながら英語を学ぶのもいいですが、短期間で(長期でも)集中的に英語を学びたい方にフィリピン英語留学はおすすめです:-)

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