北海道・日本最北端の町稚内から旭川へ縦断旅①〜稚内編
日本最北端の町・北海道 稚内(わっかない)から北海道を縦断し、旭川を経由して札幌を目指す旅。
旅のルートと移動の注意点、稚内の観光地、入浴施設、食事、宿泊した宿についてご紹介します。(旅行した日:2018年GW)
(※一人旅ですが稚内では現地在住の友人に車で一日アテンドしてもらいました)
- 旅のルート
- 公共交通機関での移動の注意点
- 稚内観光スポット① 「大沼野鳥博物館」
- 稚内観光スポット② 「北の桜守パーク」
- 稚内観光スポット③ 「宗谷岬」
- 稚内観光スポット④ 「風車と珪藻土」
- 港を一望できる入浴施設 「稚内天然温泉 港のゆ」
- 晩ご飯にオススメ「大衆居酒屋えぞ番屋」
- 宿泊施設 「旅の宿 うぶかた」
旅のルート
ペーパードライバーなのでレンタカーは利用せず、移動手段は公共交通機関のみ。
JR宗谷本線で道北から道央へ南下することにし、旅のルートはこうなります▼
西 or 東沿岸部から南下するルートも考えましたが、日数や公共交通機関の接続上断念。沿岸部は鉄道はなくバスも限られた路線しかないので、 公共交通機関を利用しての移動はなかなか大変そうです。。
公共交通機関での移動の注意点
北海道の大都市以外の公共交通機関は、一日の本数が限られているので、発車時刻を事前に調べて行動することがマストになります。
私も電車やバスの時刻に合わせたスケジュールを組んでいたのですが、道中ハプニングと出会いありで、結局あまり公共交通機関を使わない旅になりました。。
稚内観光スポット① 「大沼野鳥博物館」
見渡す限りの白鳥を観ることができます(※時期によります)
これだけいるとちょっとびっくりしますが、1匹1匹観るとめちゃかわいいです。
稚内観光スポット② 「北の桜守パーク」
吉永小百合さん主演映画『北の桜守』のロケに使われたセットが残され、この映画の資料館となっています。
ちなみにこの映画の内容は、戦中サハリンに暮らしていた日本人家族が主人公で、ロシア軍が侵攻してきたため故郷サハリンを離れ北海道や本州へと避難し、戦中・戦後の厳しい時代を生き抜いたストーリーです。非常に興味深い映画でした。
吉永小百合さんが若い時代から老後までを全てご自身で演技されていますが、どの時代も全く違和感のない美しさがポイントです。
ちょうどこのパークのオープニングセレモニーの日に行ったので、催し物がありました。稚内サンホテル名物『海の幸カレー』でランチ。
ホタテやイカなど海の幸たっぷりで、美味しくない訳がない!!
ちなみに、稚内でのイベント行事でよくこちらのカレーが出店されるそうです。
稚内観光スポット③ 「宗谷岬」
念願の日本最北端、宗谷岬。
天気が良ければサハリンが見えます。ここからサハリンまでの距離はたった43km。
本当は、稚内からフェリーでサハリンに渡りたかったのですが、GWだったので定期便は運行しておらず。。
定期便は毎年夏のみ運行していますが、昨年2019年は運行されませんでした。今年は疫病の影響もあるので、運行されるのでしょうか。。
稚内観光スポット④ 「風車と珪藻土」
風の町・稚内。風力発電の風車は、現代における稚内の風景のひとつです。
風車が建てられている丘の土は今流行の珪藻土で、稚内のお土産屋さんでは珪藻土のコースターやマットなどのグッズが販売されています♪
足元に転がっていた珪藻土の塊を拾って持ち帰りました。
このまま置いておいて消臭、調湿効果あるのかな? わかりませんが、玄関に置いています。
港を一望できる入浴施設 「稚内天然温泉 港のゆ」
稚内海の駅・副港市場に隣接する天然温泉。露天風呂からは日本最北端の港の景色を眺めることができます。
お土産屋さんや飲食店もあり、充実した複合施設です。
晩ご飯にオススメ「大衆居酒屋えぞ番屋」
地元民にも人気の居酒屋で、北海道の海の幸と山の幸両方を堪能できます。
なまこの酢の物と刺身盛り合わせ。なまこを人生で初めていただきましたが、コリコリ食感でめちゃくちゃ美味しい!!
鹿肉とザンギ(唐揚げ)。ジビエを食べる機会がほとんどないので、こちらも初めて食べる鹿肉。全く臭みがなく美味しくいただきました。
稚内での晩ご飯にオススメの居酒屋さんです♪
宿泊施設 「旅の宿 うぶかた」
JR稚内駅から徒歩5分の所にある旅の宿 うぶかたに宿泊しました。
▼客室の廊下と部屋
トイレは共同ですが、すごくきれいで快適な宿です。お風呂はヒノキ風呂です。
素泊まりで一泊4000円(税別)でした。
次の日は、フェリーに乗り利尻島に向かう予定だったのですが。。
早朝吐き気を催し目が覚め、しばらくトイレにこもり立ち上がることができず。。なんと、もう一日延泊して療養することになりました。笑
いつまで経っても体調が落ち着かず、宿の方に薬局の場所を聞くと、宿に置き薬があり購入することができました。ありがたや〜
薬を飲んで寝ていたところ、心配してにゅうめんを作ってくださりました。
素泊まりの身なのに申し訳ない。。食欲がなかったのですが、これを食べたおかげで嘘のように体調がすっかり良くなりました。
昨晩の夕食後の時点ですこぶる健康だったし、一緒に食事した友人は何ともなく、食あたりではない。
どうやら、山の幸と海の幸を同時に食べるのは食べ合わせが悪く、食あたりのような症状を引き起こしてしまうことがあるそうです。
昔主人も北海道で一人旅をしていた時に同じ目遭い、宿の方にそう言われたそう。(夫婦で同じことやってるw)
めちゃくちゃ美味しかったけど初めて食べたなまこと鹿の組み合わせに、慣れない私の胃が驚いてしまったようですね。。以後食べ合わせには気をつけます。。
予約していた利尻島の宿に急遽キャンセルの連絡をし、翌日日帰りで利尻島へキャンセル料を払いに行こうと思っていたのですが、後から、あなたの代わりに他の宿泊客が泊まることになったからキャンセル料はいらないよ!とわざわざ連絡してくださいました。
あたたかい北海道の方たち。。
そんなこんなでいきなりハプニングと急遽予定変更で始まった北海道縦断旅。。
稚内で二日間を過ごすことになりました。
つづく。
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