北海道・日本最北端の町稚内から旭川へ縦断旅②〜豊富編
日本最北端の町・稚内から北海道を南へ縦断し旭川経由で札幌に向かう一人旅のつづき。。
稚内で2日間を過ごし、3日目は稚内から少し南下したところにある日本最北の温泉郷・豊富温泉がある豊富へ向かいます。
元々はこの日の最終電車で稚内を発ち豊富の宿に向かう予定でしたが、稚内で体調不良になり急遽予定変更(詳しくは稚内編で)、よって午前中稚内発の電車で豊富に向かうことにしました。
稚内編はこちら▼
JR稚内駅から豊富駅までの所要時間
JR稚内駅から豊富駅までは鈍行列車でおよそ50分で着きます。
豊富駅の観光案内所とレンタサイクル
豊富駅に到着。
▼豊富駅前 だぁ〜れもいません。。
駅には観光案内所が併設されておりレンタサイクルもあります。大きい荷物を預け、自転車をレンタルしました。
ここから6.4km先にある日本三大湿原のひとつ・サロベツ湿原センターまでチャリで向かいます。豊富駅からサロベツ湿原行きの路線バスが出ていますが、一日に限られた本数しかないのでチャリで行って帰ってきた方が時間を有効に使えます。
豊富は、乳牛の放牧が日本一と言われている地域なだけあり、サロベツ湿原までの道中にいくつか牧場がありました。牛を見ながら広い大地をひたすら漕ぐ。。自転車漕いでたの、私一人だけだったな。
サロベツ湿原センター
日本一の高層湿原で、ラムサール条約に登録されているサロベツ湿原。
シーズンは5月上旬からなので、まだ見頃でなくてもそれなりにいい景色がみれるだろうと望みを持って行ったのですが。。(行った日はGWです)
花も緑もひとつもねぇ!!
少しでも・・一部でも咲いてたらと一周回って必死に探しましたが、見つけたのはコレだけでした▼
サロベツ湿原センター内の売店でそばをすすり、再びチャリで豊富駅へ戻り予約していた宿に向かうことにしました。
湯治宿 ヤドカリハウス
元々伝えていたチェックイン時刻より早まったことを宿に電話すると、宿の管理人さんが豊富駅までお迎えにきてくれました。
ヤドカリハウスに宿泊します。
- 豊富駅から徒歩で行ける(徒歩15分)
- 値段が安い
- 2015年にオープンしたのできれい
という理由で選びました。
▼部屋はこんな感じ
この宿は、アトピーなどの皮膚疾患で全国から豊富温泉へ湯治に来られる方の長期滞在用シェアハウスです。私は紫外線アレルギーによる湿疹以外は特に皮膚疾患はないのですが、湯治以外の方も宿泊可能です。
豊富温泉〜川島旅館の日帰り入浴
宿をチェックイン後は豊富温泉へ。温泉郷までは歩いて行ける距離でもないので、バスかタクシーで行くつもりをしていたら管理人のおっちゃんが、「車貸すから自分で運転して行くか?」 ゆる〜。
ペーパードライバーなので結局おっちゃんが送迎してくれることになりました。
川島旅館の日帰り入浴へ。
近年リニューアルされたモダンでオシャレな温泉宿です。
▼旅館のロビー リビングのようなほっこり空間
豊富温泉は、石油と天然ガスの油分混じった温泉で、皮膚をきれいにする、殺菌・保温保湿効果が高いのが特徴で、アトピーや乾癬の湯治場となっています。水に油が浮いている珍しい温泉で、冷え性の私にもいい温泉でした。
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豊富温泉ふれあいセンターの食堂
入浴後は川島旅館の対面にある、豊富温泉ふれあいセンターへ。
町が運営する温泉施設です。
こちらの食堂でひとり早めの夕食を済ましました。無難にザンギ定食。
鉄板で焼くジンギスカンセットにビールもあり、長期滞在の方にも人気の食事処のようです。
大規模草地牧場
ふれあいセンターでの食後、約束の時間になり宿の管理人さんがお迎えに来てくれました。
宿に戻る道中、NHKドラマ『坂の上の雲』のロケ地があるよ〜とその場所に連れてってくれることに。
▼車内から撮ったので雄大さが全く伝わらない
大規模草地牧場という所で、車道の両サイドに名前の通り大規模な草地牧場が広がる場所です。
▼詳しくは
雄大な景色に感動!わざわざ連れってってくれた管理人のおっちゃんに感謝!
宿に戻ってからは、徒歩で行ける距離にあるスーパーとその近くのセコマ(北海道のコンビニ、セイコマート)へ。
セコマで購入した北海道とよとみのむヨーグルト、豊富で飲めてなんか嬉しい♪
翌日は塩狩峠に向かいます。
その話を稚内で友人に話してたら、ココ?と本を持って来てくれました。
そうです、この小説の舞台に向かいます。これから向かうというのに小説を読んでなかった私は、友人の読み終わった本を譲り受け、「塩狩峠」を読みながら次の日は塩狩峠を目指します。
つづく。。
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▼ヤドカリハウス
▼豊富温泉HP