韓国・スウォン(水原)ワールドカップスタジアムへ結婚式に参列
韓国の首都ソウル近郊の、歴史ある街スウォン(水原)にあるスウォンワールドカップスタジアムへ、韓国人の友人の結婚式に参列しました。(2019年7月)
初めて参列した韓国の結婚式についてご紹介します。
ソウル(南大門)からスウォンワールドカップスタジアムへのバスでの行き方についてはこちらをご参照ください▼
2002年日韓共催FIFAワールドカップの会場となったスタジアムです。
1階・2階がコンベンションセンター(通称:WIコンベンション)になっており、今回の結婚式会場となります。
当日の挙式者の案内板。5組のカップルがこちらで挙式されます。スウォンでは人気の式場なのでしょうか。
韓国語は読めないけど、友人の名前のハングル文字はなんとなく覚えていたので、この場所で間違いないと再確認。
建物に入ると受付があり、そこでご祝儀をお渡ししました。
ネットで調べた、韓国のご祝儀の相場は以下のとおり。
・あまり親しくない知人、遠い親戚:3万ウォン(約3,000円)
・親しい友人、同僚:5万ウォン(約5,000円)
・近い親戚:10万ウォン~(約1万円~)
■ポイント:金額は、偶数を避ける(お札の枚数は、偶数でもOK)
日本と相場が異なりますね。私は5万ウォンを包み、日本から持参した結婚祝いのプレゼントを贈りました。
お式が始まる前まで、新婦はフォトブース兼ウェイティングルームにて待機しており、参列者と写真撮影したりおしゃべりできます。この時間があったおかげで、新婦である友人と沢山写真を撮ったり久々にお話できて良かったです!
新郎とご両親は、ロビーで参列者をお迎えされていました。
結婚式は、広い会場に沢山の方が参列。200人以上はいたかと思います。
日本と韓国の結婚式の違いで、驚いた点は以下のとおり。
- 礼服でなく、普通の私服(もしくは少しキレイめの私服)を着た参列者が多い
- 参列者は椅子に座りお式を見守るが、椅子が足りず座れない人は立ち見
- 新郎が、新婦のご両親への挨拶に土下座をする
お式の内容は、新郎新婦誓いの言葉、ご両親への挨拶、新郎新婦のムービー上映、友人から歌のプレゼント等があり、次から次へとテンポよく進んで30分ほどで終了。
ALL韓国語で何を話されているかわかりませんでしたが、ジーンときました。
お式終了後は、会場の2階に移動し食事タイムです。
ビュッフェ形式で、好きなものをいくらでも食べれます。韓国料理だけでなく、和洋中、寿司まで何でもありました。
フードコートのような感じです。
参列者は好きなものを好きなだけ食べて、最後は自由解散というのが韓国スタイルのようです。
新婦の友人たちとそのご家族とご一緒させていただいたのですが、皆さんお皿に寿司をてんこ盛り。「刺身は高いしなかなか食べれないから!」と、ここぞとばかりに召し上がっていました。笑
食事の終盤、チマチョゴリに衣装替えした新郎新婦が登場。各テーブルへ挨拶まわりをされていました。
日本が大好きで、日本のドラマや映画を観て独学で日本語を覚えた韓国の友人。
中国留学で知り合い、一緒にいた期間はたった半年だけでしたが、その後も何年かに一度、日本、韓国、中国のどこかで会い、手紙を送り合い交流を続け、今でもこうして繋がって、お互いの結婚式に参列できたことは本当に幸せです。
お式ではBGMに日本の曲が流れ、式場であるワールドカップスタジアムは彼女の地元スウォンで、日本と韓国が共催したFIFAワールドカップの会場でもあり、日本人としてとても嬉しかったです。
歴史問題から日韓関係の修復はいまでも難しい状態ですが、仲良く平和になることを願うばかりです。