【陸路越境】コペンハーゲンからマルメへ 移動〜鉄道ストライキに遭遇〜

デンマークの首都コペンハーゲンから、スウェーデン最南部の街マルメへショートトリップしました。鉄道移動について記録です。（旅行した日：2018年11月）

夕方、ダブリンからコペンハーゲン空港に着き、空港から鉄道でマルメ駅に向かいます。マルメ駅までの所要時間は約30分。料金は、一人89DKK(約1400円）。

 

暗くて外の景色が見えませんでしたが、海中トンネルを走っている間に国境を越えスウェーデンに入国。Malmö Hyllie駅で乗客のIDチェックのためしばらく停車しました。
スウェーデン警察がひとりひとりのIDを確認します。ここで主人は、本当にIDチェックがあるんだ！となぜかテンパってしまい、自分のパスポートをどこにしまったか焦ってみつけられず。。あちこちカバンの中を探してようやくパスポートチェックを終えました。。周りの乗客にクスッと微笑まれ恥ずかしかったです。。

その後無事、マルメ駅に到着できました。

 

翌日、コペンハーゲン空港から日本に帰国なので、再びマルメ駅へ。マルメ駅ーコペンハーゲン空港までは、ひとり110SEK(約1180円）でした。切符を買い、ホームで電車を待っていたのですが、遅延しているのか電車来ず。。
しばらくすると、「コペンハーゲンで鉄道ストライキが発生したため、コペンハーゲン行きの電車は運休になります」とのアナウンスが。

マジかーーーーーーーー！！
周りにも私たちと同じように大きいスーツケースを持った明らかにコペンハーゲン空港に向かう人が沢山います。ホームにいた駅員さんにどうすればいいか尋ねると、次に来る電車に乗り、○○駅（Triangeln駅かHyllie駅どちらか忘れました）で降りて、空港行きのバスに乗ってください、とのこと。

皆、電車に乗り込み同じ駅で降り、走ってバス停を目指します。我々も後を追い走りましたが、バス停にはすでに長蛇の列。。国境付近の田舎町でバスが臨時で来るのか。。これだけ大勢いるといつバスに乗れるかもわからない。。

主人とっさの判断で、タクシーで空港へ向かうことにしました。

物価の高い国のタクシー代が恐ろしい。。けど、日本行きの飛行機に乗り遅れる方がもっと恐ろしい。。と、ビビリながらも急いで乗り込みました。空港までの料金は、850SEK(約9100円）でした。飛行機に間に合うなら、これぐらいの出費許せます。キャッシュレス社会なので、手持ちの現金がなくてもなんとかなるのでありがたい。。

 

マルメーコペンハーゲン間の復路は、海上にかかる橋で陸路越境でした。

 

幸運にもタクシーをつかまえ乗車できたおかげで、無事空港に辿りつけました。あの時迷ってしまったら、タクシーも拾えず、いつ来るかわからないバスを待つしか術がなく、飛行機に乗り遅れていたかもしれません。。旅の最後の最後に、人生初の鉄道ストライキに遭遇しびっくりしましたが、主人のナイス判断に感謝！とにかく飛行機に間に合って良かったです。ひやひやした、デンマークースウェーデンの国境越えでした。